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圧勝!

言うまでもなく、天皇賞(春)でのディープインパクトです。
普通、京都競馬場の3コーナーの坂上からスパートしてしまうのは早仕掛けなんだろうけど、それをあえてやった武豊騎手の大胆さ。
テレビのゲスト解説で「皇帝」シンボリルドルフの主戦騎手だった岡部幸雄氏が賞賛していたけど、今日の展開ではあれをしないとさすがに届かなかったのでは、と。
でもそのためには、パートナーへの絶対的な信頼がないと出来ないはず。
結果として、その一般に無理と言われるレースをしてレコードの圧勝・・・。
そう、今日のディープインパクトには改めて「絶対」を感じてしまった。

しかし「絶対」は、仮にある瞬間にはあり得ても永続はしないはず。
国際関係論とのアナロジーで言えば、ディープインパクトという絶対的強者の下での「覇権安定論」が成り立っている状況において、19世紀さながらの「勢力均衡」に持ち込む勢力が現れるのはいつか。各馬が2着を狙っている状況ではそれは生まれない。
衰亡論を持ち出すまでもなく、超大国には自らの強さ・重さを維持できずに傾く日が来る。ローマしかり、ハプスブルクしかり、大英帝国しかり、米国しかり。ディープも生き物である以上、いつかその絶対的地位を失う日が来る(その前に引退してしまうかもしれないが)。
ライバルのパワーとして彼の前に立ちはだかる可能性をもつ日本馬は、差し当たりはハーツクライのみ。英国かフランスを舞台とする次回の対戦が待ち遠しい。日本競馬のパラダイム転換を賭けた戦いになるはずだ。
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コメント

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こんにちは。お邪魔します。競馬観戦からお話をそのまま覇権論に移されたのがおもしろくて(職業病?)ついついコメントを残したくなりました。どこまでが馬についてでどこからが国についてなのか勘ぐってしまいそうですね。

>yingさん
コメントありがとうございます。僕も書いていて「境界」がよく分からなくなりました(笑)。でもいつか、腰を据えて研究してみたいテーマです、競馬と国際政治は。

>各馬が2着を狙っている状況ではそれは生まれない。
すごーく意味深です 笑。国際関係論が一気にわかりやすくピンと来るものになりそうですね。

でもこの見方って、すごくリアリスティックなものですよね。リベラルだと、また違う見方が必要かもしれません。
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かずなり

Author:かずなり
神戸在住の国際関係研究者。
赤ワインとチェコビールと蕎麦と栗を愛す。
競馬は欠かせない。

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