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国際「援助」って!?

横浜で第4回アフリカ開発会議(TICAD)が開催されたが・・・
ODA(政府開発援助)とか国際援助とか、「援助」(aid)ということばが使われるけど、以前からどうもこのことばはしっくりこない。
困った状況におかれた人を助けるのは、確かに「援助」で間違いないのだろうけど・・・。

たとえばフランスでは、援助(aide)も使うけど、むしろ協力(coopération)ということが多いかも。
まぁ、フランスはフランスで、植民地時代の搾取を取り繕う偽善が背後にあることも間違いないだろう。

一方、日本のJICA(国際協力機構)の「協力」は、フランスなど欧米に比べればずっとニュートラルなのかな(>JICAに行った教え子たちよ、中にいてどう感じるのか教えて^^)

ともあれ、自分の違和感は、「援助」に含まれる、どこか「上から目線」な姿勢が理由なのだと感じている。
国際関係論の一学徒として、地球社会にそうした「上下」や「支配・被支配」というハイラーキカルな関係が存在することを否定はしないし、むしろそうした現実は直視し、そこに伏在する問題やその克服の道筋を検討することが必要なことは理解しているつもりだ。

ただ、一人の日本人としての素直な感想を自問したとき、何か嫌なものを感じざるを得ない。
単に自分は偽善者なのかも知れないが、すっきりしないことは確か。
うーむ・・・。

今日、印象に残ったことば・・・

TICADに出席のウガンダのムセベニ大統領:
「ドナー(援助国)という言葉に違和感を覚える。コーヒーで言えば、ウガンダは欧州のドナーだ」(『朝日新聞』2008年5月28日夕刊)
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

コメント

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Assistance?

可愛くないコメントv-356ですが、ODAのAって、Assistanceでは?
その英語でいうと、「援助」もですが「支援/補助」のニュアンスが強いように感じます。

国際社会・援助対象国向けには、より上から目線の弱い「Assistance」を使い、
国内向けには「援助」という和訳で、税金を使って助けてあげる必要性をアピールしている、
・・・と解釈できなくもないですね。
「援助」という上から目線の言葉を用いている背景には、他国への支援を当然視していない(と少なくとも政府は思っているであろう)国民・国内世論へのExcuseがあるように感じられます。
上から目線のコメントですがe-263、より深い援助のためには、国民それぞれの意識改革のための努力も必要なんでしょうね。

長々と失礼いたしましたe-330沖縄料理楽しかったですねー♪

No title

あぁそうだね、assistanceだね^^;
仏語はaide(笑)
でも、どうなんだろう、英語のニュアンスはよく分からないけど、そんなに意味に差はないよね???

緒方貞子さんが2003年の神大での講演会に来たときに言われていた
"respect for refugees"
ということば。
この"respect"がちゃんと体現できるなら、assistanceだろうとcooperationだろうと、そんなのは二次的な話なのかもしれない。

沖縄料理、みんなで女将さんのプレッシャーを楽しみつつ!?、何より酔わずに味わえたのが大きいなv-218
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かずなり

Author:かずなり
神戸在住の国際関係研究者。
赤ワインとチェコビールと蕎麦と栗を愛す。
競馬は欠かせない。

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